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日本人旅行客は「ケチ」とフランス人が感じる理由

日本人観光客はケチ。フランスのホテル・外食産業では、日本人に対してこのような評判があるらしい。その理由の1つがチップだ。
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日本にも、旅館で特別に要望を聞いてもらったときや、病院で手術を担当してくれた医師などに、いくらかの金額を気持ちとして包む「心づけ」はある。しかし一般的には、明示された金額のほかに、自発的に上乗せしてお金を渡すことはあまりない。ゆえに、いざチップという日本にない習慣の地域へ行くと、どのように振る舞っていいか迷う人は多い。

チップをスマートに渡せない日本人

パリ市内5つ星ホテルで働く関係者は、このような日本人がスマートにチップを渡せない光景に、しばしば出会うという。たとえば、こうだ。

ある日、パリ市内5つ星ホテルに宿泊していた日本人観光客が、タクシーの中にスマホを忘れたことがあった。困った彼らは、急いでホテルのコンシェルジュに駆けつけ、それを受けたコンシェルジュはタクシー会社に連絡を取り、その車の運転手にホテルまでスマホを持ってくるよう素早く手配した。結果、スマホは無事、その日本人観光客の手元に戻った。

しかし彼らはスマホを受け取った後、コンシェルジュに対してチップを渡すこともなく、お礼をいっただけで、そのまま部屋へ戻ってしまった。

関係者はいう。

「チップは強要されるものではありませんし、私たちのサービスに満足していただけなかったのかもしれません。日本とは治安が異なるパリで、素早く無事に携帯電話をお客さまに届けることを手配したコンシェルジュに対して、何もなしというのは、さすがに日本人の評判を下げてしまいます」

こういった現地の感覚と異なる行為は、日本人だけではない。日本と同様にチップの習慣がない韓国なども、フランス人からは渋い客だと思われているという。一方で、中国本土もチップの習慣はないが、訪れる人々は富裕層が中心であるため、チップ含め金払いがよく、あまりケチという印象はないそうだ。そしてチップの習慣があるアメリカ、またロシア人は羽振りが良く、その点では歓迎されている。

じつはフランス人も十分にケチ

日本のケチさを責めるフランス人も、じつは他国と比較するとケチな国民だ。

イギリスの旅行保険会社が、ヨーロッパの主要観光地のレストランおよびバーに対し調べた結果によれば、もっともチップを払わない国民として挙げられたのが、フランス人観光客だった。次いで払わないのがイギリス人、イタリア人という順だった。

フランス人がどれだけケチかというと、チップとして渡す額の全体平均は総額の11%だったが、イギリス人は7%、フランス人においては5%分しかチップを置かないという。一方で、もっとも気前がいい国民として挙げられたのが、アメリカとアルゼンチン。両国民の場合は、平均して総額の13%をチップとして置いていく。続いてドイツ人、ロシア人も気前がいい。

またコンサルティング会社KPMGがホテル・外食産業従事者、約6000人を対象に調べたアンケートによると、フランスでは10人中4人しかホテルにチップを置いていかないという。これらの結果からも、フランスでは、つねにチップを十分に置いているわけではない。

チップの習慣があるのに、なぜフランス人はチップを置かないのだろうか。「フランスは店員のサービス態度が悪く、チップを置きたいと思わない」「サービス料はすでに金額に含まれているから」というよくある理由の他に、仏フィガロ紙は、生活環境調査観察研究所(CREDOC)研究者のコメントを用いて、こう説明している。

フランス人は、そもそも外食で掲げられている価格が、高すぎると感じている。そしてフランス人にとってチップは、アメリカのようにつねに渡すべきものではなく、特別なことに対して払うもの、という位置づけにある。

加えてフランスの場合、社会保障が手厚いため、チップを含めなくてもサービス係が生活に必要な収入は確保されている。またフランスはカード払いがとても普及している社会であり、そのためカード決済した後(チップのために請求時に金額を上乗せしてカードを切ることもできるが)そこからチップのために、いくらかのコインなどを置くことは、手間になってしまう。

場所と状況に応じてメリハリをつけるか

先ほどのホテルの出来事に話を戻そう。フランス人もケチだった。では、なぜ日本人客の行為が目立ってしまうのか。上述のホテル関係者はいう。

「数ユーロ(約数百円)でもいいんです。とにかく気持ちよいサービスを受けたら、チップを渡す。それによって私たちもお客様がご満足いただけたとわかりますし、印象はずいぶん変わります。日本人の場合は、そもそもチップを出さない人が多いです。もちろんフランス人は一般的にはケチです。しかしフランス人でも5つ星以上のホテルや高級レストランなど、それなりの場所に来るような層は、チップなり相応の振る舞い方をわかっている人が多い。一方で日本人は、高級な場所でも中級以下の場所でも振る舞いにそれほど違いがなく、そこでもイメージの差は出ます」

フランスにおいてチップは必ずいるものではない。それだけに「出しどころ」は肝心だ。チップとは、サービスという形のないものをやりとりする空間で、サービスを受け取った側の気持ちを、相手にわかりやすく伝えるコミュニケーションの1つ。慣れておらず難しい面もあるが、少しでも現地の習慣を知ることで、それが潤滑油になり、フランス旅行がより良いものになるだろう。
(加藤亨延)

http://news.livedoor.com/article/detail/13083511/

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