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AIの発達で人類がロボットに支配される可能性はどれくらい?

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(C)Shutterstock

ドイツの日刊新聞『ヴェルト』が《AI(人工知能)は100万人の雇用を消滅させる》と報じた。同じくドイツの週刊誌『シュピーゲル』の電子版は《ロボットは仕事を食ってしまう》と報道するなど、AIのもたらす“恐怖”をあおっている。

確かにAIは、病気で会社を休まないし、出産休暇も夏季休暇も必要なく、しかも昼夜を問わずに働き続けることができる。そんなAIや知能ロボットに人間が対抗できないことは明らかだ。

すでにAIの活用により、単純労働市場ではロボットが進出し始めている。さらには大学学位修得者の将来の職場にも、AIの進出が目立ち始めた。シュピーゲル誌の大学版は《AIは人間より利口》というタイトルを付け、大学生の不安をかき立てる記事を掲載している。AIは情報量とその処理能力で、普通の人間より迅速であることは疑いの余地はないとしたほどだ。

どんなことをAIに教えるかが重要になる

「しかし、シュピーゲルの記事の《AIは人間より賢い》というのは言い過ぎで、見方を変えて“AIは君より薄情”とすれば、人間の優位性は変わらないことが理解されたはずです。AIには、行動をプログラミングしたり、指令を与える“教師役”がいなければ単なる鉄の塊にすぎません。そして、いつかはAIに善悪を教えなければならなくなるでしょう。ところが、善悪の基準は民族や歴史、宗教によってそれぞれ異なっています。例えばテロの定義です。パレスチナ人は、テロを民族解放の正当な権利だと言うだろうし、アメリカはテロを絶対悪だとして断固排除すると主張するでしょう。AIにどの定義をもってテロと教え、戒めることができるかが大きな課題です」(ITジャーナリスト)

人は学習を繰り返しながら成長していくが、AIも『ディープラーニング』と呼ばれる訓練を受けながら、情報を蓄積し、成長していく。その学習が円滑にいかないと傲慢だったり、落ちこぼれであったりといった、さまざまな個性を持ったマシンが誕生することになる。だから、誰が教師となり、どの教材を使用するかは非常に大切な課題となるわけだ。

AIがハード面で急速に発展したとしても、人間の発展がそれに対応できない場合、AIはやはり未完成な成長でとどまってしまう。ともすれば人類の脅威となる危険性すら否定できない。子供たちが将来には“AIの奴隷”になってしまうかもしれないのだ。

http://dailynewsonline.jp/article/1288298/

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