「阪神10−8ヤクルト」(31日、甲子園)

 首位・阪神が打撃戦となった首位攻防戦を制し、今季5回目の4連勝。貯金を今季最多の4に増やした。競り負けたヤクルトは2連敗。この日、中日を下した巨人にかわされ3位に転落した。

 阪神は7−7の同点の八回、2死満塁からゴメスがロマンに押し出し死球を受けて勝ち越し。続くマートンが中前2点適時打を放ちリードを広げた。九回にデニングの中越え適時二塁打で1点を返されたが逃げ切った。

 先発・藤浪は立ち上がりから苦しんだ。初回、連続四球で無死一、二塁から山田の左前適時打で先制を許すと、雄平、デニングにも長短打を浴びて4失点。3回2/3を6失点で降板した。

 打線は5点を追う四回、マートンの左越え5号2ラン、新井良の中越え2号ソロ、相手の適時失策で4点を返す。2点ビハインドの六回には鶴岡、代打・俊介の連打などで2死満塁とし、福留の左前2点適時打で同点に追い付いた。

 八回に試合を決定づけるタイムリーを放つなど、マートンは3安打4打点で今季7度目の猛打賞。4時間14分の長時間試合に、お立ち台の第一声で「オオキニ。イマ、アーシンド。ウィン、ダイジョウブ。ウィン、シンドイ、ダイジョウブデス」と、勝てば疲れはないと笑った。「チーム全員がそれぞれに仕事をしたと思いますし、ピッチャーも素晴らしいピッチングをして素晴らしい勝利になったと思います」と胸を張った。

 6番手として九回を2安打1失点に抑えた呉昇桓が30セーブ目。2年連続の30Sは、球団では07年〜08年の藤川球児に続き2人目、球団外国人としては初めての快挙となった。