f3bae_929_spnldpc-20150515-0112-0.jpg  

ブルース界の巨匠B・B・キング(本名ライリー・B・キング)さんがが14日、米ネバダ州ラスベガス市内で死去。89歳だった。20年以上前から糖尿病を患っていたが、昨年10月のツアー中に体調を崩して残りの公演をキャンセル。衰弱が目立つようになり、今月1日に在宅介護を受けていることを自身の公式サイトとフェイスブックで明らかにしていた。

 「キング・オブ・ブルース(ブルースの王様)」と称されるキングさんは1925年9月16日にミシシッピ州イッタベータのプランテーション(大規模農園)で生まれ、両親は4歳のとき離婚。幼少時から綿花畑で働き、43年にテネシー州メンフィスに移り住んだ。そこでいとこにギターを習い、49年にレコード・デビュー。

 アルバムは50枚以上リリースしており、代表作に50年代のヒット曲「Three O’Clock Blues」や70年の「The Thrill Is Gone」などがある。69年にはローリング・ストーンズと欧州14都市でツアーを行っており、グラミー賞は15回受賞。89年にはアイルランドのロックバンド「U2」と共演した「When Love Comes to Town」を発表し、ロックの殿堂入りも果たした。71年以来、何度も日本公演を行った。

 自ら「ルシール」と命名したギブソン製のギターはあまりにも有名。“うめくように”奏でるテクニックとその卓越したボーカルは、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、キース・リチャーズなど多くのギタリストに影響を与えた。